季節も晩秋になり、各地では初雪の便りも聞こえてまいりました。
赤帽車もスタッドレスタイヤを新調し冬季シーズンの運送に万全体制です。
さて、今回はそんなスタッドレスタイヤを含めたタイヤの性能のお話です。
先日の休日、友人たちと3人で釣り場へ向かう車内での会話で、
タイヤショップで冬タイヤ交換をしたら、夏タイヤが逆に付いてたと言われたけど、どういう意味なの?
と聞かれて、それは多分、回転方向を指定されてるタイヤを右左逆に付けられたんだねと答えました。
前回はスタンドで交換されたそうで、作業された店員さんが左右逆に付けてしまったようです。
スタッドレス、サマータイヤ問わずトレッドパターンに回転方向があるタイヤが多数存在します。
メーカー指定のとうりに装着しないとパフォーマンスは発揮できません。
もう一人の友人も、タイヤの回転方向に指示があるタイヤの事を知りませんでした。
しかし、無理もありません。
ショップでタイヤを購入してシーズンごとにショップやスタンドで交換してもらってるなら、
教えてもらわないと分らないのは当然です。
このことは、知らない人が意外と多いんです。
私のタイヤ、ブリヂストン ブリザック BLIZZAK DM-V3で説明します。
この画像のように「ROTATION⇒」の表示がサイドウォールにあるタイヤは
矢印の方にタイヤが回転するように装着します。
ショップで購入されるときは、メーカーが右用左用と確認して出荷されます。
あってはならない事ですが、ホイールに組むときや車両に付けるときに逆に付けられたら、
ブレーキの効きが悪くなったり発進で滑ったりと高性能タイヤが性能を発揮できなくなります。
ですので夏タイヤ、冬タイヤを装着した際はオーナー自らこの回転方向を確認した方が良いですね。
その他にもタイヤ単体で内側と外側でトレッドパターンが違うタイヤがあります。
ミニバンや乗用車に多く、インサイドとアウトサイドの表示がサイドウォールにあります。
ウチの乗用車のタイヤ、ブリヂストン ブリザック BLIZZAK VRX3で説明します。
この画像のように「OUTSIDE」を外側に組んでもらいます。
「OUTSIDE」を内側に組んでしまうとコーナリングや直進安定性などの性能が発揮できません。
ホイールに組んだ状態では左右の違いは無いのでどちらに付けても大丈夫ですが、
タイヤは回転方向に摩耗の癖が付くので右側に履いたタイヤを左側に付けると騒音や振動の原因になり
タイヤの寿命を短くしてしまいますのでご注意を。
「OUTSIDE」を内側に組んでしまうとコーナリングや直進安定性などの性能が発揮できません。
ちなみに赤帽車のタイヤ(ブリヂストン ブリザック BLIZZAK VL10)は回転方向も無いし非対称タイヤでもありません。
タイヤの情報はサイドウォールに全て表示されています。
せっかく買ったタイヤの性能を台無しにしないように、自分のタイヤは自分で確認して
長いウィンターシーズン、厳しい雪道を安全に走るようにしましょう。
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メール:akai.scott.arc.1409@k4.dion.ne.jp(件名に「赤帽」と記載して頂きますようお願いします。)
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